「深夜残業に休日出勤、家族の生活を支えるために頑張ってきたつもりが…」
その日も終電まで残業し、疲れ果てて帰ってきた男を待ち受けていたのは、愛する妻と娘の笑顔でも寝顔でもなく、テーブルの上に残された1枚の手紙だった…
「“家族を忘れて仕事ばかり貴方にはもう付いていけません。実家に帰らせていただきます。”か…」
男はどんなに忙しくても家族を忘れた事は一度もなかったつもりだが、妻と娘には理解されていなかったようだ。
先日、高校を卒業した娘が第一志望の国立大学に合格したお祝いに、家族みんなでレストランに行くはずが、急きょ決まった取引先とのゴルフコンペを優先して、家族との約束をドタキャンした事も影響しているのだろうか。
思えば、結婚して20年ずっと家族との約束を破っては、仕事を優先していた気がする。
これでは、家族が自分を見捨てるのも仕方がないか…
シーンと静まり返るリビングの寂しさに耐えかねて、TVをつけると胸が強調された白いブラウスを身に着けた若い女子アナがニュースを読み上げていた。
【それでは次のニュースです。いま”ミニイカ娘”をペットにする愛好家が増えています。】
「”ミニイカ娘”?そう言えば奥さんを病気で亡くした専務が最近飼い始めたって言ってたな~。」
何気なくつけたニュースだったが、ふと興味が湧き、チャンネルを変えようとしていた手を止める。
画面には、人間の手のひらに乗った小さな生物が映し出されていた。
人間のような体型をしていて、帽子のような白い頭部、青い触手が10本、そして人間の女の子のような愛らしい顔をしている。
白いワンピースに青い腕輪を装着したその姿は、とても海の生物とは思えない可愛らしさがあった。
【まだ、一匹50万円前後と高額ですが、独身男性を中心に人気が高まりそうです。それでは明日の天気です…】
TV画面は関東地方の明日の天気に切り替わる。
男はTVから目を離すと、また出て行った妻と娘のことを考えるのだった。
もとより娘は4月より、自宅から数県ほど離れた地方都市にある国立大学に通うために、その近くにある妻の実家に居候させてもらう事になっていた。
“緑の紙”が残されていなかった事から、妻は離婚までは考えていないようである。
しかし、頑固な彼女が折れてすぐに帰ってくることは考えられず、しばらくは2人揃って妻の実家にお世話になるつもりなのだろう。
いっそ、妻の実家を訪ねて、今までの事を謝罪しようという考えも頭をよぎったが、自分は家族のために今まで頑張ってきた自負があるわけで、口だけ謝罪するのは何か違うと思い直す。
この場だけ謝っても、自分の仕事に対するスタンスを変えなければ、結局は同じ事を繰り返してしまうだけである。
今年でもう45歳、50人以上いる同期のなかで一番最初に課長になってから8年が過ぎ、そろそろ部長への昇進も現実味を帯びてきたこの大事な時期、仕事よりも家族を優先するという選択肢は考えられなかった。
「当分は、この広い家に一人か~。」
男は、妻が帰ってくることを諦めるかのように呟いたが、ふと何かを思いついたような顔をする。
「ミニイカ娘でも飼ってみるかな…」
家での寂しさを紛らわせるのに、先ほどニュースで見た可愛い生き物を思い出したのは、もはや必然であった。
たしか明後日は、夕方に取引先を訪問した後は予定がなかったはず。
そのまま直帰して、ペットショップでも覗いてみようと決めたのだった。
妻と娘が出て行った2日後…
男は、湘南の海岸にあるミニイカショップ「れもん」に来ていた。
昨日、社内会議が終わった後、専務にミニイカ娘を飼うことについて相談したところ、自分が飼っているミニイカ娘がイカに可愛いか10分以上も自慢され続けた後、この店を薦められたのである。
聞いた話によると、夏場は海の家として、それ以外のシーズンは主に湘南で捕ったミニイカ娘を販売することで生計を立てているらしい。
「それにしてもキミ!ミニイカ娘に目をつけるとは、さすが我が社のエースだな。」
話の終わり、次期社長が噂されている専務からそう声をかけられた事を思い出し、ミニイカ娘は寂しさを紛らわせるだけでなく、出世レースにも良い影響を与えるのではと思うと、笑みが浮かぶのを抑えきれないのであった。
「いらっしゃ~い!!」
男が店内に入ると、ヘルメットのような髪型の女性店員が近づいてきた。
「あの~。ミニイカ娘を飼ってみようと思ってね。」
「どんな子がいいですか~?」
「う~ん。留守にする機会も多いから、やんちゃじゃなくて賢い子がいいかな~。」
「それでしたら、ちょうど良い子が入荷されてますよ。」
店員は、奥の水槽から一匹のミニイカ娘を取り出すと、男の手のひらに乗せる。
『ほよ!?』
手のひらの上で、女の子座りでしゃがみ込んだミニイカ娘、男と目が合うときょとんとした顔を向けるのだった。
「うん。可愛いね。じゃあこの子を貰って行こうか。いくらかな?」
「いまなら、水槽・専用トイレ・餌用の海老1か月分が付いて、税込420,000円です。」
「へぇ~。思ったより安いね。ニュースだと50万円くらいって聞いてたんだけど。」
「それは当店が全国のペットショップに卸しているので、他所で買うとその位の金額になっちゃうんですよ。海岸から直接仕入れてる日本全国でも当店だけですからね。」
「たしかカードは使えたよね。え~っと、じゃあこれで。」
財布から取り出したカードを店員に手渡す。
男が伝票にサインすると、店員はミニイカ娘と専用トイレを水槽に入れ、簡単な包装をしてくれた。
「そうそう、お客さん。この海老は別の袋に入れるから、ミニイカ娘がいる水槽の中には入れないで、分けて持って帰ってね。」
「なんでだい??それだと荷物が2つになって、持ち運びが大変そうなんだけど。」
「この子、躾けがまだこれからだから、水槽に海老を入れちゃうと全部食べちゃうんですよ~。」
「一か月分の海老を全部かい?」
「そう!全部!!」
一か月分の餌を一気に全て平らげる事が出来るなんて、どんな胃袋をしているのだ。
まぁ、ちゃんと躾ければ3食の時間と量を守るようになるらしいから、家に帰ったらさっそく躾けを開始するとしよう。
「ありがとうございました~!!」
両手に大きな荷物を抱えて、店内を後にする。
電車で帰ることは諦め、店の近くで捕まえたタクシーに乗り込み、帰宅の途につくのであった。
湘南から乗ったタクシーが自宅前に着いた頃には、もう既に日も暮れ、ご近所の晩御飯のなのか、あたりには美味しそうな匂いが漂っていた。
男は家のなかに入ると、さっそく水槽の包装を解き、リビングのテーブルに設置した。
『ゲショー。ゲショー。』
水槽のなかでは、見慣れない景色に戸惑っているのか、ミニイカ娘が不安そうな顔できょろきょろと周りを見渡していた。
さっそくミニイカ娘に触れてみようと思った男は、店で貰ってきた冊子「はじめてのミニイカ娘飼育」の最初のページを開いてみる。
そこには<第一章 餌をあげよう>と書かれていた。
男は、そのページに書かれている通り、店で貰ってきた海老を一匹、ミニイカ娘に差し出してみる。
『ホヨ?…ゲショ~~!!!!』
海老に気が付いたミニイカ娘は歓喜の奇声をあげて、触手を数本伸ばして、男の手から海老を受け取った。
そして、驚くことにミニイカ娘はその海老(ミニイカ娘と同じくらい体長がある)を、大きく口を開けて、一口で飲み込んでしまったのだ。
『ゲッショ!ゲッショ!ゲッショ!』
ミニイカ娘は海老一匹では足りないのか、追加の海老を催促しているようである。
しかし、冊子によると…
<ミニイカ娘を健康に保つために、餌は毎食海老一匹までにしましょう。>
<最初は、おかわりを催促しますが、心を鬼にして、追加の海老はあげないようにしましょう。そのうちに海老一匹で満足するようになります。>
男はその冊子に書かれている通り、追加の海老をあげることなく、ミニイカ娘がゲショゲショ泣いているのを見守ることにした。
しばらく泣き続けていたミニイカ娘だったが、泣き疲れたのか、もしくは諦めたのか、水槽のなかにゴロンと寝転んでしまった。
男は、冊子の次ページ以降に書かれている内容についても実行みることにする。
<第二章 トイレですっきり>
食後、10分ほどで消化が始まり、お腹を押さえて苦しみだすので、指でミニイカ娘のお腹をさすってあげることで、水槽内に設置した専用トイレの中での便を促すのである。
冊子によると、最初は、飼い主がミニイカ娘のお腹に刺激を与える事で用を足させなければならないが、それを何度も繰り返していくうちに、食後になると自らトイレで大便をするようになるらしい。
『ふ~ん!ふ~ん!…ニコッ』ブリブリブリブリブリブリブリ
書いてあった通り、無事にミニイカ娘は大便をしてくれたのだが、あまりに大量なウンチに男は驚きを隠せないのであった。このウンチは身体のどこに入っていたのだろうか…
<第三章 一緒にお風呂に入ろう>
ミニイカ娘は、イカの一種でありながら、泳ぐことが出来ないので、ぬるめのお湯をはった底の浅い桶のなかで入浴をさせるのである。
冊子によると、指で石鹸を泡立てて、やさしくミニイカ娘の身体を擦ってやると、気持ち良くなって非常に喜ぶらしい。
書いてあった通り、頭、触手、身体、蛇足などを優しく指で洗っていく。
『ほえ~ん。ゲショ~。ほえ~ん。ゲショ~。』
腋の下や、股間、触手の生え際は、特に垢が溜りやすいらしいので、特に丁寧に洗ってやると、くすぐったいのか、気持ちいいのか、気の抜けた声を出してくつろぐのであった。
ここまでが基本編で、第四章からは中級編になるらしい。
もう夜も遅いので、続きは明日にすることにした。
男は、ミニイカ娘を水槽に戻して蓋をすると、自分の晩御飯にカップラーメンを食べて、床につく。
その夜、男はミニイカ娘と仲良く砂浜を走りまわる夢を見たのだった…
翌朝、男が出社するとまず専務のところへ向かった。
「おはようございます!専務に教えていただいた店でミニイカ娘を購入してきました。」
「おぉ!そうかね、そうかね。」
数分ほどミニイカ娘談義に花を咲かせた後、男が自分のデスクに戻ろうとすると、専務が申し訳なさそうな顔で口を開いた。
「きみ。私は来月のGWに海外で暮らしている娘に会いにいくんだけどね。」
「はぁ。それは良いですね。」
「そこで連休中、きみの家でうちのミイちゃんを預かって貰えないかね。」
「えっ!?」
ちなみに、ミイちゃんとは、専務が飼っているミニイカ娘につけた名前である。
専務の話によると、ミニイカ娘はなぜか有害動物に指定されていて、海外に持ち出すことが出来ないらしいのだ。
まだ、GWといえば数週間先の話だが、将来の出世に向けて、専務に恩を売るいい機会だと瞬時に頭のなかで考る。
「もちろん、喜んでお預かりさせていただきます!!」
「おぉ。ありがとう。これで安心して娘に会いに行くことができるよ。うちのミイちゃんは賢くて可愛いから、きっと、きみの所のミニイカ娘と、あと奥さんと娘さんとも仲良くやれると思うよ。」
男は、妻と娘が家を出て行った事をまだ専務に伝えていない事に気が付いたが、家庭の不和は今後の出世にとってもマイナスだと考え、特にこの場で話すことはしなかった…
男は、自分のデスクに戻り、部下が作った稟議書に目を通し始めたのだが、頭の中では今晩のミニイカ娘への躾けが楽しみで、ついつい顔がニヤけてしまう。
いつもなら業務に没頭するあまり、気が付けば終電の時間になっている事も多いのだが、この日は珍しく定時になると同時にPCを閉じて、早々にオフィスを後にする。
「おいおい。課長はどうしたんだ?」
「風邪でも引いたのかな?」
「今日はずっとニヤニヤしながら仕事してたぜ。」
「どっかの姉ちゃんと浮気かね。」
残された部下たちは、見慣れない上司の姿を見た衝撃を同僚と共有すべく、好き勝手に話し出すのであった。
「ただいま~!!」
『ゲショ~!!』
やはり、誰もいない家に帰る寂しさを思うと、ミニイカ娘が家で待っている現在の環境は男にとって天国ともいえるものであった。
まずは、時間をかけて昨夜覚えた餌やり、トイレ、お風呂を済ます。
そして、昨夜からずっと楽しみにしていた、冊子の続きに入る。
<第四章 指マッサージをしてもらおう>
ミニイカ娘の触手を一本ずつ、自分がマッサージして貰いたい指に軽く巻きつけていき、10本巻きついた状態で、指をゆっくり上下に繰り返し動かす。
冊子によると、最初はいちいち触手を掴んで自分の指に巻き付けて、その指を上下に動かす必要があるが、何度か行っているうちに、ミニイカ娘が自ら触手を飼い主の指に巻きつけて上下にマッサージ運動をするようになるらしい。
「おぉ~!ぎもぢいい~!!」
早く覚えさせるコツは、毎回こちらが気持ち良さそうにする様子を見せる事らしいので、思い切り快楽の声を出して、こちらの喜びを伝えながら指を上下する。
『ゲショ?…ゲ~ショ。ゲ~ショ。』
飼い主が気持ち良さそうにしているのが伝わったのか、早くもミニイカ娘は自ら触手を上下に動かし始めた。
冊子によると、これを習得させるのに必要な標準日数は10日間と書かれているのに、1日目にして早くも覚えてしまったようだ。
うちのミニイカ娘は、非常に賢いらしい。
これは”親馬鹿”じゃないよな、と思いながら、ふと、小さい頃から賢くて自慢だった娘のことが頭のなかをよぎる。
確かに、男は昔から”親馬鹿”であり続けたのだ…
『ほにょ?』
娘を思い出し複雑な表情を見せる男を見ながら、ミニイカ娘は何を思うのだろうか…
男がミニイカ娘を飼い始めてから1週間、冊子「はじめてのミニイカ娘飼育」に従って躾を行った結果、ミニイカ娘は、1日3匹の海老で食欲を満足させ、自分でトイレに行って用を足し、飼い主の指を触手でマッサージするのに加え、ゴルフボールを触手で転がしたり、5円硬貨や50円硬貨の穴に触手を通して持ち上げたりするなど、男が仕事に行っていて留守の間でも自分で遊んで過ごせるまでに成長していた。
そして、その日もほとんど残業せずに帰宅した男は、毎日の習慣通りにミニイカ娘の食事、トイレを見届けて、入浴の世話をした。
その後はミニイカ娘と一緒に遊んだり、冊子に従って新しい躾けをする時間である。
男はミニイカ娘を軽く掴むと、テーブルの上に乗せる。
いつも通りに戯れようとしたが、ふと思い直し、ミニイカ娘にゴルフボールを与えて、一人で遊ばせることにする。
男は、テーブルの上にあるノートPCを起動させると、パスワードを入力して隠しフォルダ内に保存していた動画ファイルを開いた。
齢45歳、大学生になる娘はいるものの、まだまだ、あちらの方も現役である。
ここ5年以上、家を出て行った妻とはセックスレス状態だったため、欲求が溜まった時(週1~2回ほど)は、家族が寝静まった深夜に自己処理をすることで、その欲望を放出するようにしていた。
ミニイカ娘を飼いはじめて以降、躾けに夢中だったため、性欲が昂ぶる暇もなかったのだが、1週間ほど溜め込んだからか、ふとムラムラしてしまったのである。
ミニイカ娘がボール遊びをしているテーブルの横で、男はズボンとトランクスを足首まで下して、椅子に腰掛ける。
PCの画面には、お気に入りの女優がスカートを捲られ、パンティをズラされた状態で男優に挿入されるシーンが映し出されている。
動画内の卑猥な交わりに反応し、男の肉棒が起立を始める。
そして、自らの指で慰めようとしたその時…
『ゲッショ!ゲッショ!』
「うぉ!?」
なんと、ゴルフボールで遊んでいたはずのミニイカ娘がテーブルの上から伸ばした触手を男の肉棒に絡めてきたのである。
続けて他の触手も伸ばしてきて、10本すべてが肉棒に巻きついた状態になった。
「おっ…おい!これは指じゃな…ぅうう!!」
いつものように指マッサージをしているつもりなのだろうか、巻きついた触手が優しく上下運動を始める。
10本の軟体が思い思いに肉棒を這いずり周るのである。自分の指でするより、いや女性の手や口でしてもらう数倍の快楽が男の神経中枢に襲い掛かってきた。
【あ~ん!あああ~~!!】
「あっ!うわあっ~~~!!!」
男はあまりの淫靡な刺激に、PC画面上の女優の喘ぎ声にも負けないくらいの悲鳴を上げてしまう。
ミニイカ娘は、男の悲鳴を聞いて、慌てて肉棒からすべての触手を離した。
男が嫌がる事をしてしまったと思ったのか不安そうな顔をしている。
「いいんだ。気持ちいいから続けてくれ。」
男は優しい顔でミニイカ娘を見つめると、触手を1本掴んで、自分の肉棒に巻きつけた。
ミニイカ娘も男が望んでいる事を察したのか、残りの触手を再び男の肉棒に這わせて、優しく、そして妖しく動き出す。
『ゲショ!ゲショ!ゲショ!ゲショ!……』
「こ…これは、すごい…!!う…うぅお~!」
妻と娘が出て行った寂しさを紛らわせるために飼い始めたはずのミニイカ娘を使って、自分の淫らな欲求を満たそうとしている。
今まさに崩壊の道に繋がるドアに手をかけた事に男はまだ気付いていなかった…
ミニイカ娘は、男が喜んでいるのが伝わったのが、さらに肉棒への刺激を強めていく。
「で…出る!!」ドピュ!!!
最近、歳をとって勢いが衰えたと悩んでいたのが嘘のように、まるで20代の頃のような大量の白濁液がテーブル上のミニイカ娘を目がけて飛んでいく。
ミニイカ娘の頭、顔、ワンピース、蛇足が、男の放出した液体まみれになってしまった。
しまった!大事なミニイカ娘を穢してしまった!男は慌ててティッシュでミニイカ娘を拭おうとしたが…
『ゲショ!?…ゲッショ!ゲッショ!ゲショ~~!!』
ミニイカ娘は嫌がって泣き出すどころか、むしろ喜んでいる。イカ臭い液体を身体中に浴びながら…、イカ臭い!?もしかしたら、自分の種族に近い匂いを嗅いだことで気分を良くしてるのだろうか。
『ゲショ…パクッ!ペロペロペロペロ…』
なんと、ミニイカ娘は自分の顔に付着した白濁液を触手で掬うと、その白く汚れた触手を自分の口に咥えて舐めはじめたのである。
『ペロペロ……ゲッショ~!!パクッ!ペロペロペロペロ…』
それが美味しかったのか、全身で浴びた白濁液を触手で掬っては、口に入れて味わう事を繰り返し、気が付けばティッシュで拭くまでもなく、身体中に付いた液体を舐め尽くしてしまったのである。
そんなミニイカ娘を眺めていた男は、その胸の奥に、なにか禁断の欲望が湧き出てくるのを抑えることができなかった。
その日を境に、男とミニイカ娘との戯れのルーティンが変わっていく。
指マッサージは、肉棒マッサージになった。
そして、数日もしないうちにゴルフボール転がしが、男の玉袋いじりになった。
さらに、それから数日もしないうちに硬貨の穴に触手を入れて遊んでいたのが、男の菊門に触手を入れるようになった。
それらの淫靡な戯れの最後には、ミニイカ娘へのご褒美として、男から放出される粘ついたミルクがデザートとして供された。
もはや、男にとってミニイカ娘はペットではなく、もはや契約金42万円で囲った愛人か風俗嬢のような存在となっていた。
こうした淫らな日々は、またたく間に過ぎていく…
そして、専務からミニイカ娘のミイちゃんを預かる約束をしているGWまで、あと数日に迫っていた…
<Written by ミニイカちゃん様>
エビの好きなミニイカ娘に茹でたタラバガニの足を与えてみる事にした。大きなエビでさえ殻ごと食べるのだからカニの足も殻ごと食べるだろうと予想していたのだが。。。
水槽の中にカニの足を入れると、最初は興味を示して触手で掴みクンクンと臭いを嗅いでいたがエビじゃないとわかるとポイっと脇に投げてしまった。
その一部始終を見ていたら段々腹が立ってきた。こんな偏食で野生ではどうやって生き延びていたのか?
ミニイカ娘を捕まえ人差し指と親指で輪をつくるようにして頭を固定する。小さな体の割りには頭は異様に大きくアンバランスだ。
頭を固定され体はジタバタ、うーんうーん、と唸りながら触手で頭を固定している指を剥がそうともがいているが人間の力にかなう訳がない。
先ほどポイしたカニの足を口元に近づけて押し込もうとするが歯を食いしばって拒絶する。
こんな小さいのにも関わらず歯は頑丈なようだ。エビの殻を噛み砕くぐらいだから当たり前か。と納得したが拒絶する姿に再び腹が立ってきた。
歯を全部抜いてやろう。
反対の手でミニイカ娘の両頬をグッと摘んで無理矢理口を開かせる。頭を固定していた手を離しラジオペンチを持ち出す。
ミニイカ娘は恐怖で泣きながら暴れるが両頬を固定され口を閉じる事も出来ないのでうーとかあーとか言ってる。
歯は小さいので、とりあえず下の前歯3本を同時にラジオペンチで掴みゆっくり上に持ち上げる。痛みで泣き声がさっきより大きくなるが口を閉じる事ができない。
ゴリッと音がして歯が抜けて黒い液体が出てきた。こいつの体内はイカ墨が血液の代わりなのか?
口を閉じる事ができずにおぅー!と変な泣き方をしている。
それを何度も繰り返し、全部の歯を抜いてやった。
最後の方は痛みと無き疲れたのか歯を抜くたびに体をピクっとさせてウッと言うぐらいで、目は焦点が定まらず口の周りはイカ墨だらけ。
両頬を押えていた指を外して水槽に入れると倒れて気を失ってしまった。歯が無いので口の周りはくぼんでくしゃおじさんみたいになっている。
歯の抜けた部分の血(イカ墨?)が止まるまで2日ぐらい放置した。
歯が無いので餌も食えず、2日後にはゲッソリしていた。
その2日間の間にネットでミニイカ娘の事を調べていると、「ミニイカ娘でエロはありえん!」みたいなカキコミを発見したので、やってやろうじゃないの♪とwktkした。
ゲッソリしたミニイカ娘の口は、まだ痛そうだがイカ墨は止まったみたいだ。
捕まえると少しは抵抗するものの、体力が弱ってて力ない。
頭を固定してエビの臭いが残った茹で汁を少し飲ませてみると嬉しそうな表情に戻ってくる。アホかこいつは。エビが食えればそれで幸せらしい。
エビの茹で汁を自分のペニスに塗ってミニイカ娘の口元に近づけると、最初見たことも無いモノに少し怯えていたが、エビの臭いがしてくるのでカプッとくわえた。
歯が無いミニイカ娘の口があむあむして気持ちが良い。
段々と大きく硬くなってきた。
口の中で膨張するモノに驚き吐き出そうとするが無理矢理押さえ込む。
う~っと声にならない声を出して暴れるが無視して喉まで突っ込み更に奥へゆっくりと押し込む。
するとミニイカ娘の細い首が太くなっていき胃の中まで到達した。
何度も出し入れをする。
息が出来ないらしく、もがいていたミニイカ娘も次第にピクピクッとして動かなくなった。
窒息したようだ。
そして今度は自分がピクピクッとしてミニイカ娘の胃の中で果てた。
ゆっくり抜くとミニイカ娘の口から白いものがよだれの様に出ている。
イカだけにイカ臭い、と一人失笑しながらピクリとも動かないミニイカ娘を暫く眺めていた。。。
ここからが本番。
ローションまみれになったミニイカ娘を掴んで頭からケツの穴へゆっくり押し込む。
最初は触手を突っぱねて抵抗していたが頭からズブズブと入っていった。
直腸でジタバタもぞもぞ動くと前立腺にあたって気持ち良い。
でも10分ぐらいで動かなくなってしまった。
トイレに行って排便をするように力むとブリっとうんこまみれのミニイカ娘が勢いよく便器の底にどぼーんと落ちていく。
まだ息はあるらしく水面まで浮かんできて溺れ始めた。
水を流すとバチャバチャ暴れたまま勢いよく流れていった。
今度やる時は流されても戻ってこられるように紐を付けてみよう。
今日もミニイカ娘はたらふく海老を食いたいだけ食って、メタボ状態の腹を引きずって水槽を這い回っている。よく見ると歯には海老の殻が汚ならしく挟まって、爪楊枝でシーハシーハやってる下品なオヤジみたいな生きざまになってきた。
しかもイカのくせにゲップや臭い屁までこきやがる。もっとも最近では、50年近くも生きてきた個体のせいなのか、目元に小じわが増えてきて到底かわいいとは思えない。ミニイカ娘…いやミニイカババァといったところか。
そんなミニイカ娘の様子を憎々しく眺めていると、やがて(いつもの事だが)食べすぎが腹に来て、顔色が分かりやすいほどブルーになってくる。
「グギゲゲゲ…」
ひっくり返ったダンゴ虫のように水槽の底で仰向けで手足をジタバタするミニイカ娘。この生き物にはどうも「学習能力」というものは備わっていないらしい。それでだろうか、最近では潮干狩りに行くとミニイカ娘がバカ貝のように網に引っ掛かるらしい。
「グゲゲゲ、ゲッショ!ゲッショ!」
どうも「薬くれ」と催促しているらしい。ちっこい頭の割に計算だけは働くようで、昔は何がなんでも薬を拒否ってやがったのに、今では薬瓶を開けるだけで嬉々として大口を開けて待っている。
「ゲッソゲッソ♪ゲショー」
「お前ね…食いたいだけ食って腹がおかしくなったらたら、いつでも薬を飲ませてもらえると思ってるだろ」
少し懲らしめてやれと思い、私は正露弾をしまい込み、代わりに隣にあった薬瓶から下剤を取り出してミニイカ娘に見せつけた。
「そうそう、それそれ」
と言わんばかりのニコニコ顔で、大きな口を開けて待っている。
「ゲショッ♪ア~ン」
ノドチンコの奥に思い切り下剤の粒を3錠放り込んでやると、ウワバミのように一気に飲み下した。首が蛇腹のようにグポッ、ヌポッと気持ち悪く動いて、下剤は胃腸に入ったようだ。
(さてと、どうなるかな?)
5分もしないうちに(チビなだけに薬の効くのも早いらしい)、水槽から妙な唸り声が聞こえてきた。
「ゲショ…グェ…ウ~ッ…ゲロゲロゲロ」
俯いてしこたま吐き続けるミニイカ娘。青かった顔色は土気色になり、食べたばかりの海老がペースト状になって次から次へと吐き出てくる。
「ウゲッ!ゲロゲロゲロゲロ……」
遂にはイカスミまでブーッと吐いてバタッと横になった。
この体長で、人間と同じ3錠は多すぎたか…と思っていたところ、またミニイカ娘が妙な声を上げ始めた。
「ゲェ…ウブブブ…イーッ!イーッ!」
鳴き声が妙に汚ならしい響きに変わっていく。どうも「下」からも催してきたようだ。
(こりゃもうすぐ「来る」な…)
私はすかさずミニイカ娘を瓶に移し変えた。その途端、大量の「お通じ」が始まったようで、凄まじい量の「アレ」が股ぐらからフン出している。
「イ~ッ!イ~ッ!」
色、臭いとも人間の「アレ」と全く変わらない。変なとこだけ一人前なんだな…私は部屋がババッチくなる前に鼻をつまんで瓶の蓋を閉め、「アレ」の処分ついでに「ソレ」にまみれたミニイカ娘を丸洗いしようとトイレに連れていった。
蓋を開けると、イナカの香水漬けになったミニイカ娘が、ゲッソリした顔で瓶から便器にポトンと落ちる。
「あ、いけね」
ドジャー…ゴロゴロゴロ…。
ミニイカ娘をつなぐのを忘れて、いつもの習慣で水洗ハンドルを押してしまった。引きちぎられた触手と、イナカの香水の臭いを残しミニイカ娘は下水管へと旅立っていった。
ま、いっか!
(終わり)
記事一覧
- 【ミニイカ娘の「大」冒険】
- 45歳の春-ミニイカ娘との暮し3
- 45歳の春-ミニイカ娘との暮し2
- 45歳の春-ミニイカ娘との暮し1
- 『アメリカの海兵隊の密かな楽しみ』
- ミニイカONH
- ミニイカエネマグラ
- ミニイカババァ