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日本大学

日本大学テコンドー部

テコンドーとは?
テコンドーとは?
 ここでは、「そもそもテコンドーって何?」という方のためにテコンドーについて紹介します。
 とはいえ百聞は一見にしかず。興味を持っていただいた方は、ぜひ実際の練習で体感してくださいね。


基礎知識
名称…跆拳道(태권도、taekwon-do、テコンドー)
発祥…朝鮮半島(1955~1963の間)
源流…朝鮮古武術“テッキョン”・空手(松涛館)
創始者…崔泓熙(최홍희、Choi Hong-Hi、チェ・ホンヒ)
    享年83歳:1918/11/8~2002/6/15
協会…国際テコンドー連盟(International Taekwon-Do Federation:ITF )
   ・本部:オーストリア・ウィーン
   ・総裁:張雄(장웅、Chang Ung 、チャンウン)
競技人口…125カ国、4000万人以上とされる
技…足技:1200種類、手技:2000種類とされる
豆知識…オリンピック正式種目(2000シドニー五輪~)
    歌手・俳優のGAKTさんはITFの有段者です^^


テコンドーの魅力
 テコンドーが世界に誇るのはなんといってもその変幻自在かつ豪快な足技です。格闘技史上最多の1200の足技から繰り出されるあらゆる組み合わせのコンビネーションはとどまることをりません。
 しかし有名なのは技の数だけではなく威力、スピード、適応範囲、華麗さなどなどテコンドーを模範にしている格闘技は数多く存在しており、あの仮面ライダーまでもが毎週のようにテコンドー技を使用しています。
 コンクリートブロックを3枚も粉々に砕け散る威力ッ!素人目には何が起こったのかさえ分からないスピードッ!360度オールレンジ対応の足技ッ!宙を舞う鞭のような蹴りは蛇がごとく相手を仕留めます。


テコンドーの技術
 これらの技を可能とするには、柔軟性・バランス感覚と重心移動・腰の力・速度を増すための上下動・狙いの正確性が必要です。そのため、テコンドーの練習では「基本稽古」を初めとして、「約束組手」「型」「組手」「威力」「特技」を総合的に身に付けることが求められます。

 有名なのは足技ですが、もちろん手技も存在します。2000の手技は足技よりも多く、世界的には手技を多用する選手もいるほど。手技にも足技と同じく総合的な技術を求められる事は言うまでもないです。


武道の精神
 テコンドーは格闘技ではなく武道なので、礼儀もきちんとしなければなりません。道場では練習の前に黒帯の人たちにあいさつに回り、普段の稽古の節目の際にも必ずあいさつをします。

 そしてテコンドーには常に胸に刻むべき「五大精神」というものがあります。テコンドーの創始者が重要視した「精神修養」。その中でももっとも重要なものがここで紹介する「テコンドー五大精神」です。
 

テコンドーの帯
 テコンドーにはそれぞれの級・段位に応じて色分けされた帯があります。色分けは、東洋文化的な意味合いを持ち、テコンドー修得の段階やその教訓を示していると言われています。
ここでは諸説ある定義の中から有力なものを紹介していきます。

白帯                                   
 「純白」を意味する。入門者はテコンドーの知識を持っていないことに拠る。
黄帯                                   
 草木が芽吹き根を張る、「大地」を意味する。テコンドーの基礎が築かれることに拠る。
緑帯                                   
 草木の成長を意味する。テコンドーの技術が開発されることに拠る。
青帯                                   
 草木が成熟し高く木が伸びる、「空」を意味する。テコンドーの鍛錬が進むことに拠る。
赤帯                                   
 「危険」を意味する。生徒にコントロールを身につけるよう注意を促し、敵に距離を置くよう警告を促すことに拠る。
黒帯                                   
 白の反対。テコンドーの成熟と熟練を意味すると同時に、保有者は闇と恐怖に動じないことを表す。なお黒帯は、基本的に段位の数の年数だけ、その帯に留まって修練を積まなければならない(例:1段=1年、2段=2年…)。

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テコンドーの競技内容
テコンドーの競技は大きく分けて
トゥル(型)
マッソギ(組手)
スペシャルテクニック
パワーテクニック
の4種目にわけることができます。

ここではそれぞれの競技を紹介します。


トゥル(型)
 “トゥル”とは韓国語で「型」のことです。空手など他の武道にもある様に、型では決められた基本動作(つまり技)の一連の流れを演じます。
 コート上で指定される「型」を演じ、“より秀でているのはどちらか”を競うのが“トゥル”の競技です。つまり、それまでに何十個もの型を覚えておかなければなりません。
 型を審査するポイントは多岐にわたり、「動作の正確性」、「力が入っているか」、「手足呼吸が一致しているか」、「姿勢が崩れていないか」、「実戦を意識しているか」などを基準に審査されます。
 トゥルの競技では5人(まれに3人)の審判が、それぞれ良いと判断したほうに一斉に旗を上げます。挙げられた旗が多い選手が「勝ち」ということです。
 他の競技と比較しても、特に型は自分との戦いです。この競技は純粋に今までの練習量がものをいます!!


マッソギ(組手)
 “マッソギ”とは韓国語で「組手」のことです。これは実際に相手を蹴ったり殴ったりします。
 しかしやみくもに戦っていても勝てません。テコンドーはポイント制ですので、的確に攻撃を入れなければなりません。要するに急所の半径5センチ以内に攻撃をヒットさせなければ、いかに思いっきり蹴ろうとも勝つことはできないのです。
 マッソギ競技の目的は“相手を倒すこと”ではありません。“技を必要な時に必要な箇所に的確に正確にだせるか”です。
 だからKO制ではなくポイント制なんです。さらにいえばテコンドーはライトコンタクト制を導入しています。つまり、フルコンタクトとは違い思いっきり殴ってはいけないのです。
 1ラウンド2~3分戦い、4人の審判に判定を委ねます。
 テコンドーの組手はとてもスピーディーで華麗でカッコイイです。なぜなら足技の応酬だからです。みたこともないような技がコート上で素早く繰り出され続けます。


スペシャルテクニック
 これは一風変わった競技です。テコンドーならではの競技とも言えるでしょう。この競技では、様々な蹴り技をいかしいかに高く蹴れるかを競います。
 世界記録はなんと3m05cmです!!
この競技の目的は“人間の内に秘めた力、能力をひきだす”ことです。


パワーテクニック
 板を何枚われるかを競う競技です。
 予戦は手技。つまり突き(パンチ)や手刀を使用し板をわります。
本戦では蹴りを使用します。メジャーなのが、廻し蹴り、後ろ廻し蹴り、横蹴りです。
 これで一番割れた枚数が多い人が優勝です
 この競技は単純なだけに奥が深いです。パワーテクニックという競技名ですが、実はパワーだけでは到底われません。長きにわたる練習で身につけた技術と正確性が必要なのです。
 板はちゃんと真ん中を突かないと絶対割れもせん。いくらパワーがあってもあたらなければ意味がないのです。


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